文系のための
プログラミング教材
[ネットワーク基礎]

ネットワークの概要

　複数のコンピュー同士がケーブルなどで接続されていれば、コンピューターが離れていても情報のやり取り、共有が出来る。
　ネットワークは光ファイバーなどを使い主にWEBサイトを閲覧したりEメールの送受信に使われる家庭向けのホームネットワークと、各地区の拠点をネットワークで結び企業向けに使われるエンタープライズネットワークがある。

ネットワークの形態

ネットワークの種類は
・LAN(Local Area Network)：私有地内のコンピューターを繋ぐ。私設ネットワークであり、bpsが高速であることが多い。
・WAN(Wide Area Network)：地理的に離れているコンピューター同士、もしくはLAN同士を繋ぐ。NTTやKDDIなどの通信事業者の回線サービスを使う。
・インターネット：誰でも利用できて、世界中で情報やデータをやりとりする。インターネットを利用し、ITリソースを必要な分だけ使うクラウドコンピューティングも浸透している。

ネットワークの運用

　ネットワークの運用の仕方として、サーバー/クライアント型がある。ネットワーク内に一つのサーバーを用意し、サーバーに処理を任せ、クライアントはリクエストを送り、結果を受け取る。また、全てのコンピューターが対等なP2P型もある。

プロトコル

　ネットワークで接続されていても、コンピューター同士は別々の機械なので、通信する際には仕組み、約束事を統一しなくてはいけない。その約束事をプロトコルと言う。プロトコルにはSMTPやHTTP、FTPなどがある。通信するコンピューターは同じプロトコルが理解できるようになっていなければいけない。
　プロトコルは複雑な手順の集まりなので、OSI参照モデルと言う形で表現される。