コンピューターの基礎

このページではコンピューターという「機械」について勉強します。コンピュータは電気が通っているかいないかしか判別できません。
それを組み合わせて動いているだけの「機械」です。
知識の話ですので「こんなものあるんだー」くらいに考えて、覚える必要はありません。必要になったらこのテキストを見るか、検索をしましょう。

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コンピューターの3つの基本

コンピューターは基本的に以下の3つの基本で動いている。
複雑に見えてこの3つの原理・原則に従っている。

入力・演算・出力を行う装置

人間が入力して、人間に指示された加工(演算)を行い、出力する。

プログラムは、人間の命令の集合体

言われたことしかできない。言われたことを覚えることは出来るが、勝手にはやらない。

人間ではなく、機械である

コンピューターの都合は人間の都合と異なることがある。人間の感覚で接してはいけない。

コンピューターの種類

コンピューターは、軍事利用を目的として作られたが、1950年代にIBM社がビジネスの世界に取り入れた。手作業で手間も時間もかかっていた作業を速くミスなくこなす特徴があったからだ。IBM社は企業ごとに一台の汎用機を導入していたが、現在では一人一台コンピューターを持つ時代になった。コンピューターは一般的には以下のように分類される。

パーソナルコンピューター

パーソナルコンピューター(パソコン)

個人が利用するコンピューター

サーバー

サーバーマシン

サーバーとして設計されている。複数の人から同時に使われる。

メインフレーム

汎用コンピューター(メインフレーム)

高価格で大規模なシステムで使われる。メーカー依存。

ワークステーション

ワークステーション

パソコンより高性能で、3Dグラフィックの作成やゲーム開発などで使われる。

スーパーコンピューター

スーパーコンピューター

科学技術分野などで使われる。最も高性能で高速。

マイクロコンピューター

マイクロコンピューター

日常生活用品に組み込まれるコンピューター。

パーソナルコンピューター

 当初はゲームなど趣味の面で普及していたが、性能が向上して、ビジネス用途にも広く使われるようになった。IBM社が1980年代に、内部回路を公開、OSもMicrosoft社のOSを採用したことによって、他のコンピューターのメーカーもIBM社と互換性のあるパソコンを造るようになった。システムの中身の公開が進み、OSが独立していることもあり、周辺機器の開発と共に、パソコン市場と技術は発展していった。

ネットワーク

 

クライアント・サーバーシステム

 パソコンが一般的になると共に、コンピューターがネットワークに接続して、情報のやり取りを行うようになった。そこで、リクエストを受け取りレスポンスを返す集中処理をするサーバーと、リクエストを送りレスポンスを受け取るクライアント(パソコンなど)という概念が生まれた。  サーバーは落ちてはいけないため、バックアップ体制の充実は必須。クラウドコンピューティングやP2Pといった新しい技術もある。

コンピューターの5大装置

コンピューターはハードウェアとソフトウェアで構成。ハードウェアはコンピューター本体や周辺装置の物理的な装置。ソフトウェアはプログラムやシステムを利用する機能。
そしてハードウェアの機能は以下の5つであり、ソフトウェアはそのハードウェアの機能を利用している。

入力

プログラム、データなどをコンピューターに入力する装置。マウスやキーボードなど。

出力

コンピューターの処理結果を出力する装置。スピーカーやディスプレイなど。

記憶

プログラムやデータをデジタル情報として記憶する装置。メモリなどの主記憶装置とUSBメモリなどの補助記憶装置に分かれる。

演算(CPU)

処理するための計算、分岐を行う装置。

制御(CPU)

プログラムの命令に従って、他の装置に指示を出す装置。

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