何故、ITやプログラミングを学ぶべきか
→人間の仕事は機械に奪われていく
もう単純な労働者は求められていないのです。人間に働いてもらうより、機械に働いてもらった方が、文句は出なくて、正確性も高くコストも安く抑えることが出来るからです。 機械より安く働けるのであれば重宝されるでしょう。
古くは産業革命によって、製造業が機械化され多くの労働者が職を失いました。現代においては、営業の仕事ですらホームページに取って代わられようとしています。よほどの営業スキルがないと営業マンは生き残れないでしょう。
デザイン分野に関しても、コピーやサイズ変更、色の変更が簡単に出来るように今は全てデザインをコンピュータが理解できるようにしなければいけません。
でも、そうなっても仕事を失わない人間がいます。機械を作る人、機械をメンテナンスする人です。今、その機械を作るプログラミングの技術を持った人、正しく扱えるITの知識がある人が求められています。
何故、ITやプログラミングを学ぶべきか
→他者に依存しない自立のための技術
日本ではまだITのリテラシーが低く、プログラマーなどITスキルの高い人間が活躍する場はいくらでもあります。近年では電子書籍に代表されるように、いろんな分野でITの知識が必要となってきています。まだまだ成長する分野なのです。
アップルのスティーブ・ジョブス、マイクロソフトのビル・ゲイツ、・フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、・ツイッターのジャック・ドーシー、ソフトバンクの孫正義、GREEの田中良和、mixiの笠原健治など以上、ITで大企業と資産を築きあげた人間達ですが、全員コンピュータの技術者出身です。IT系の事業は知識があれば一人でも創ることが出来、在庫を抱えなくて済むからです。こういった人を目指さないとしても、プログラミングを身につけておけば、ITというよくわからないものが理解できて、有益に使うことが出来ます。それに、世に多く存在するITのプロを名乗った悪い人間達に騙されることもなくなります。
プログラミングを学ぶコツ①
プログラミングを学ぶコツ②
プログラミングを身につけるには
→アルゴリズムを身につけろ
プログラミングを身につけるのは難しくありません。ただ、文系理系も関係ないと言いましたが、理系の人の方が勉強を始めたスタートラインの時点では、文系の人より有利であることが多いです。それは理系の人は「アルゴリズム」と呼ばれる考え方に慣れているからです。言い換えれば、「アルゴリズム」に慣れると、プログラミングを身につけやすくなるのです。
アルゴリズムとは簡単に言うと「手順」のことです。何もできないコンピュータに何かの指示を伝えるためには、アルゴリズムを考えなければいけません。プログラミングとは、そのアルゴリズムをコンピュータに伝えるための手段でしかありません。アルゴリズムが理解できれば、どんなプログラミング言語にも対応できます。アルゴリズムこそが基本なのです。
何故、そんなことが必要かと言うと、コンピュータは電気が通っているかいないかしか判別できません。それを無限に組み合わせて動いているだけの「機械」です。つまり、曖昧な指示が通じないのです。
コンピュータに指示をするアルゴリズムが人間に指示する時と違うのは、コンピュータは「何も知らない」ということです。コンピュータはこちらの意図を察することは出来ないし、曖昧な指示をすると思った通りには動きません。(ただ、コンピュータは電気の通り方の組み合わせ、つまりデジタル情報の記憶とコピーはできるので、他の人、それこそスティーブ・ジョブズなどが過去に出した指示を実行したりしています。)
余談ですが、PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトも、デザインをコンピュータに伝えるアルゴリズムを構築しています。「描く」というよりは、「伝える」に近いのです。プログラマーではなくとも、プログラミングを勉強する必要があると言うことです。